9月27日の日記

息子が唇を切り、前歯（永久歯）をぐらつかせて遊びから帰ってきた。
その前、マンション前の中庭で泣いている声がして、ジッと見ていたから、どんなことが起きていたか大体想像がついていた。

相手の男の子には、これまでも何度も泣かされている。
1学期はその子にシカトをされ、周りの子ども達もそれに従わされ、息子だけみんながいない時間に早めに学校に行くようになった。

これまで黙っていたけど、血を見ると話しをしておかなければと思い電話をしたら
「うちの子も唇を切って帰った来たよ」

息子に確認をしたら先に手を出したのは息子、さらに、そのときに居合わせたほかの子に確認をしたら、辛辣な言葉を浴びせたのは相手の子。

とりあえず、先に手を出したのは息子だから
「すいませんでした」
と相手側に電話を入れると
「まあ、これだから男の子はいやね」
というお母さんの声の後ろから「俺は痛いんじゃ」という声が。
最後まで、こちらの傷のことにはふれてもらえなかった。

相手の子は息子だけでなく他の子にも弾丸のように言葉を浴びせ、言葉では勝てない子は手を出す。手を出されたら、「叩かれた」と親に言い、親は手を出した方に抗議をする。

言葉の暴力って怖い。目に見えない、言っていないでなにもなかったようになってしまうから。
息子には
「どんなに言われても泣いても叩いてはいけない。なぜいやなのか、ちゃんと言って、それでもダメなら家に帰ってきなさい」
と言った。
はぁ〜、子ども同士って難しいよ。
これも一つのレッスン、かな。