韓国・タイ・香港の3監督によるオムニバスホラー。

韓国・キム・ジウン監督の作品が見たくて借りた映画だったけど、これはいまひとつだった。まるで「アザーズ」のよう。「箪笥」がめちゃ良かっただけに、かなり期待はずれ。

それよりも香港・ピーター・チャン監督の「Going Home」が良かった。怖いけど、悲しくて切なくて。他の作品は「早く終わらないかな〜」だけど、これだけはじっくりと見入ってしまった。
この作品を見るだけでも価値有り。
「インファナルアフェア」のサム(エリック・ツァン)も出ています(^^)

四月の雪

2005年5月27日 韓国映画
公式サイト
http://www.aprilsnow.jp/

すぐ近くの映画館でも上映する!うれしい(*^_^*)
第10回神戸100年映画祭プレイベントであります。
場所:メリケンパーク・神戸海洋博物館
期間:7/1〜7/10

「おばあちゃんの家」
「伽倻子のために」
「風の丘を越えて」
「清河への道」
「パッチギ」&井筒監督トーク 
「月はどっちに出ている」
「殺人の追憶」
「夜を賭けて」
「猟奇的な彼女」
「八月のクリスマス」

上映予定は
http://www5b.biglobe.ne.jp/~hyogocc/4jouhou/calendar/calendar0.html

ほとんどDVDででているから、映画より井筒監督のトークを聞きにいくのもいいかも。

NPO神戸100年映画祭HP(あまり更新されていないようだけど)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kff100/

甘い人生

2005年5月24日 韓国映画
を見てきた。

最近「インファナル・アフェア」を見たせいか、アジアのヤクザ映画としては今ひとつ。
*家で見ている「裸足の青春」もヤクザドラマだし。。。

イ・ビョンホンのファンなら、アップの多さで涙ものだと思う。そういった意味でオススメ。
キャストの中で、シン・ミナだけはちょっとだった。もうすこし美人だったら良かったのにね。

それと、観客の年齢の高さにビックリ。この「私」が若輩者に見えてしまった。

予習

2005年5月20日 韓国映画
来週「甘い人生」を見に行くため、自動車の【予習】をした。

ここらでは上映館はハーバーランドにしかなく、どのような経路で行くか悩んでいた。
友人が「車だったら30分もかからないよ」と言ったけど、自分で運転して初めて行く場所は、車線変更などをあらかじめ予習しておかないと、本番の日は運転できない(ような気がする)。

で、午前中一人でハーバーランドまで行ってきた。
(おばさんが運転する車なのに)車線変更で入れてくれたり、モタモタしていてもブッブーなんてこともなく、スムーズに行って帰ってこれた。

これで本番の日は、友人を乗せても焦らずばっちりさ!
今回うまくいけば、来月は「スカーレットレター」を見に行く(^o^)

黒水仙

2005年3月22日 韓国映画
「北朝鮮スパイの物語」くらいの予備知識で見た。
ストーリーは、想像とはかなり違い、朝鮮戦争当時と現代を行ったり来たり。話はおもしろかった。

アン・ソンギの20代は、「疲れた小作人」という感じではまあまあ無理もなく、70代は「まさにその通り!」であった。
でも、イ・ミヨンとチョン・ジュノの70代はかなり無理があったぞ。というか、メイク技術に難あり。
チョン・ジュノは「アルパチーノの『セント・オブ・ウーマン』を参考にした」と言っていたが、ハリウッドの技術には及ばなかったようだ。

宮崎県がロケに全面協力をして、霧島など観光名所が出ていた。おまけのような映像?
でも、ハン・ドンジュの日本語はいただけない。いくら、半島帰りの日本人に化けているとは言っても、それでは市議会議員にはなれないよ。ここだけは日本人の吹き替えを使って欲しかった。

「シルミド」「二重スパイ」などがおもしろいと思えた人には、オススメ。

二重スパイ

2005年3月14日 韓国映画
80年代の南北関係をほとんど知らないから、この映画の意味が、たぶん、半分もわかっていないと思う。
でも、おもしろかった。結論は「そうなるのかな」と思っていたけど、よっかた。朝鮮半島の事情をもっと理解していたら、もっともっと奥深いところまで理解できるのだろうね。

ハン・ソッキュ、「カル」や「八月のクリスマス」なんかで、陰のあるいい役をやっている。彼にはこんな役がよくあっている。
イ・ウンジュの最後の映画の共演者、きっとショックを受けているだろうけど、がんばってこれからもいい作品を作って欲しい。

***
「ドクターズ」を見始めた。チャン・ドンゴンっていい男じゃん!
これは、韓国映画というよりは中国映画やね。

高麗族はほんの10数人。登場人物は、漢族や蒙古族の風俗が主体になっているから、中国のお話、かな。

勇猛果敢な高麗族が蒙古族をなぎ倒すという話だけど、どの戦闘も小競り合い。もっとスケールの大きな戦闘を見たかった!
皇帝の娘だったら、もっと大勢の味方が追いかけてくるはず。

…と、アラばかり探してしまう(^^;)

好きな女優・俳優が出ているのだったら、かっこいい場面が多いから、オススメ。
号泣です。
ラスト30分、涙なしではみれない。。。
冬ソナを見るのも忘れ、見てしまった。

戦地での兄弟の葛藤を描いているから、戦闘シーンばかり。

戦争とはこんなにも人を残酷にするのか。「敵」と「味方」、その区切り方のはっきりしていること!
味方がやられれば、あんなに穏和だった人が容赦なく敵を殺す。それが、たとえ同じ民族であっても。

負傷した人達、死体、暴力シーン、
どんなに残酷であっても、できるだけ正確に表現している。頭を銃で打って死ねば、血を流して終わりではない。
そんなところもリアルに表現することで、悲しみ、戦争の無意味さを表現しているのだと思う。

日本はこの戦争の特需で戦後から復興した。申し訳ない、そんな気持ちでいっぱい。
38度線が「ベルリンの壁」になることはないのだろうか。

チャン・ドンゴンは自分的には今ひとつ(顔が好みではない)だったけど、映画の中の彼は全身からオーラが出ていて、「これぞトップスター!」って感じです。
もっと別の、迫力のあるチャン・ドンゴンが見たい。

ウォンビンも、『秋の童話』や『フレンズ』とは違って鬼気迫るものがあり、またひとつ違う顔を持ったなって感じ。

***
全く違う話だけど、イラクのいる自衛隊をスリランカやインド、あるいは、アフリカの被災地に移動できないのかな。そのほうが、「人道的」だと思うけど。
1968 年4月、死刑囚ら31人の重犯罪者たちが無人島のシルミ島に送られた。そこで彼らは刑の帳消しと引き換えに、北朝鮮の最高指導者・金日成の暗殺を命じられ、極秘の暗殺部隊へと成長していく。だが政府の外交政策の転換で暗殺計画は中止。しかも政府はこの部隊の抹殺を軍に命じるのだった…。
実在した684部隊が起こした衝撃の事件をもとに作られたこの映画は、見ているだけで鼻息が荒くなるほどの怒りに突き動かされる。お国の方針変換で祖国統一のための英雄から、まるでゴミくずの扱いへと変わる兵士たち。その姿があまりにも痛々しい。いつの世も犠牲になるのは末端の人間なのだ。この映画は、上司の一言で簡単にリストラされ、政治家の判断ひとつで戦争に突入しかねない現代に、まさにピッタリの文字通りの問題作だといえる。


この解説の通り、何のために死にものぐるいでがんばり、なのに、切り捨てられる、その理不尽さがひしひしと伝わってくる。

陸地に国境のない日本では、この感覚は持てないのかもしれない。朝鮮半島ではそれは、歩いていけば、泳いでいけば、目の前にあるものなのだろう。
決して、日本では作れない映画。

出演する俳優達のうまさ、すごさ、それだけでも見る価値有りです。

***
これを見た後に
『シルミドの呪い』

見なきゃよかった。これ、大学のサークルが作ったビデオ?って思うくらい安直な作り。
これじゃ『シルミド』のそうそうたる俳優達に失礼だよ〜
見てきました。

クァク・ジェヨン監督、だんだんとテンションが下がっている?

キャスティングはいいけど、ストーリーも見せ方も、『猟奇的〜』を頂点に下がってきているような気がする。

『ゴースト ニューヨークの幻』を思わせるような場面や、風は監督作品の『ラブストーリー』だし、最後は…サプライズと言えばサプライズなんだけどね(^^;)

『猟奇的〜』があまりにもよくできすぎているので、これを超えるのは難しいのか。
ファーストディー、混んでました。
この映画館で2番目に大きなスクリーンでほぼ満席。座っているのは、おばさんばかりで、かつ、どこかでお会いしたことのある方々ばかり。
*みかりんの話だと、ダ○エー恒例の「一の市」の人出が少なかったとか。

ストーリーは、「こんなもんか」って感じ。イ・ビョンホンが出ているから、○としよう。

次の『僕の彼女を紹介します』に期待!
*ダンナは出張中。帰ってきてもすぐに出勤。よって、映画三昧。

『Sex and the city』の毒気を抜くため、これを見る。

室長もよかったけど、このほのぼのとしたイ・ビョンホンもなかなかのもの。
こんな先生が担任になったら、きっと憧れていただろうな。中学時代に教生できた先生を思いだした。
先生と話をしたいがために、質問をしに職員室に行ったり。懐かしい!

大きな盛り上がりはないけど、『JSA』や『純愛中毒』とはまた違ったイ・ビョンホンに会える!
レクター博士もどきの、獄中にいる犯人を中心に猟奇的殺人事件が次々と起きる。

最初はドキドキしながら見ていたけど、やっぱり今ひとつ何かが足りない。
「猟奇的殺人事件」であれば、『殺人の追憶』が実際の事件をモデルにしている分、かなわないし、最後のどんでん返しも、やっぱりってかんじだった。

肩の力を抜いて見るサイコスリラーとしては、いいんじゃないかな。

『ラブストーリー』のチョ・スンウ、『カル』のヨム・ジョンア、『チャングムの誓い』のチ・ジニなど、どこかで見た顔が出ている。
韓国映画にしてはめずらしく、先が見えた映画。
ふつーの映画でした。

シン・ミナはそんなにあばずれには見えないし、でも『ラブストーリー』に出ていたチョ・インソンがよかった。

『猟奇的な彼女』をかなり意識した作品かな。
題名の「マドレーヌ」の印象が薄いし。

そんなところです。

↓秘密の追加あり
ロードショウを見に行きたくていけなかった映画。

舞台の田舎町は、まるで私が育った時代の実家当たりの風景。
ハングルを話しているし、字幕はあるんだけど、まるで日本の映画のようにとっても身近な話として見ることが出来た。

いくら20年近く昔の韓国とはいえ、ホントにこんな拷問に近い取り調べが行われていたの?これじゃえん罪じゃないの。この部分だけは誇張かななんて思ったけど、ホントにそう?

実際の未解決の事件を題材にしているから、真犯人が誰であるのか、動機は、人物像は、ということはわからないままで、見ている方にとって消化不良なんだけど、
刑事役ソン・ガンホの演技がキラキラ光っていて、それだけで満足だった。

最後のあのシーンの後、はたして犯人逮捕につながるのだろうか、想像は膨らむばかりである。

死体がモロ出てくるので、そんなシーンはいやという方はダメかもしれないけど、恋愛映画とはまた違った韓国映画の魅力が見えてくる。オススメの映画。

次に見たいのが「シルミド」。
これも見に行きたくていけなかった映画。
映画の広告で、「ゴーマニズム宣言」のよしりんが笑えないダジャレを言っていたのが気になるが。この映画にも、あのホ・ジュノさん(『ホテリアー』『オール・イン』に出ていた)が出ているんだよね(^^)

『火山高』

2004年10月8日 韓国映画
TVでやっていたものを録画していたので、見てみた。

…半分で見るのをやめた。
つまんないもの。

バトルロワイヤル+マトリックス、でもアクションもストーリーも今ひとつで、もういいかって感じでした。

お金を出して借りていたらいやだったけど、TVの録画だし、許そう。

シン・ミナって愛嬌のある顔をしているけど、そんなにすごい美人かな。
ホ・ジュノさん、ここでもお会いしましたね(^^)
ネットショップのDBが突然なくなり、復旧するまで暇になったのでこれを見た。
(○天さん、しっかりしてね!)

映画館で見た友人達の評判は今ひとつ。
期待を裏切られないように、「登場するのは、ミニョンさんではなく、ヨン様でもなく、一俳優のペ・ヨンジュンなんだ」と自分に言い聞かせながら見た。

そう思ってみたせいか、話はそこそこ楽しめた。
こういう時代劇を見ると、「時代考証はちゃんとされているのだろうか」とそこばかりを見てしまう。

朝鮮史はほとんどわからないので、この設定を全てそのまま信じるしかないけど、
例えば、

・ウォンの手紙に「私のいる方向に向かい、頭をなでてください」とあった。私は頭のてっぺんをナデナデするのかなと思ったら、ヒヨンは両耳のすぐ上をなでていた。これはどう意味があるのか、知りたい!

・ウォンがヒヨンに贈ったマフラーのような赤い布はなんだ!

・足を立てて座る、それは高貴な証明なのか?

・不倫をしたチョ夫人を、忍者のような刺客が殺しにきたが、本当にこんなふうにしたのか?中国映画『紅夢』の第1夫人のように自殺と見せかけて殺すのではないか。
→自分としては、チョ夫人は逃げるのでなく、当時姦通した者がうける罰をきちんと受けて欲しかった。

飾り立てたチョ夫人より、逃避行している化粧っけのない方がとてもきれいだった。

ヨン様を見よう!と張り切らなければ、そこそこ楽しめる映画です。
写真館を営む青年ジョンウォンは、病に冒され死を宣告された身。しかし取り乱すことなく粛然と暮らしている。写真館には好きな女の子の写真を引き伸ばしに来る小学生や、家族写真の撮影に訪れる人たちでにぎやかだ。駐車違反取締員の女性タリムも、違反車の写真を現像するため店にやって来る。タリムは穏やかなジョンウォンに親近感を感じ、ふたりはデートを重ね惹かれ合う。だが、いよいよ死期が迫っていると知ったジョンウォンは、タリムの前から姿を消してしまう。


『カル』と同じ俳優・女優の映画とは思えないくらい、しっとりとした映画。ストーリーはとても単純だけど、その時その時の主役ハン・ソッキュの表情がいい。
未来がない自分に残された時間はどう使う?
あきらめとも、悟りともとれる穏和な表情。でも、本当は心の中は恐怖でいっぱい。

泣き叫ぶでもなく、残り少ない時間を恋愛に費やすというわけでもなく、淡々と時が流れていく。

今流行の韓流ドラマを見慣れている人にはすこし物足りないかも。
しっとり系の映画がお好きな方にはなかなかオススメ。
「奇跡」「純愛」「生と死」「秘密」など韓国ラブストーリーの典型的キーワードが詰め込まれた一作。家具職人の兄とカーレーサーの弟が、同じ日の同じ時刻に事故に遭い、ともに昏睡状態に陥る。1年後、弟だけが意識を回復するが、彼には兄の魂が宿っていた。兄の妻は、状況がつかめないまま、弟からの求愛に応じるように…。


「LOVERS」を見て家に帰ると、仕事の原稿が遅れるとメールが入っていた。

じゃこの時間にもう1本映画を見てやれ。って見たのがこれ。

イ・ビョンホン、かっこいいです(*^_^*)
「LOVERS」よりこの映画のほうがジーンときました。
そんなんだって、最後はこれではこれでよかったのよ、きっとって思わせるエンディング。
それと、ベッドシーン。これだけでも見る価値あり!
イ・ビョンホン、うまい!
オススメです。

おまえはそんなに映画を見るほど暇なのかって?そうかもしれない。
義父のお世話をしていない私(^_^;)

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